日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

  • 0
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • 6
  • 7
  • 8
  • 9
  • はてなブックマーク
  • Facebook
  • mixiチェック
  • Twitter
  • LinkedIn

合計特殊出生率

2015年10月1日(木) 掲載

 その年の出産動向が将来も続いた場合に、1人の女性が生涯に産む子どもの平均的な人数を「合計特殊出生率」という。15歳から49歳までの女性を出産期と想定して、年齢ごとの出生率を算出し、それを合算する。死亡率を加味すると、日本の人口を維持するには2.07の出生率が必要になる。
 日本の出生率は1975年に2.0を下回ってから低下傾向が続き、2005年には過去最低の1.26まで落ち込んだ。その後は団塊ジュニア世代の駆け込み出産などで13年まで緩やかに回復していた。だが14年の出生率は1.42となり、9年ぶりにマイナスに転じた。政府の試算では1.35程度の出生率が続くと、日本の人口は100年後に5000万人を割り込むとされている。
 国立社会保障・人口問題研究所の調査によると、安倍晋三首相が目標に掲げた出生率1.8は、子どもを欲しいと考えている若年層の希望がすべてかなうと達成する。実際の出生率1.42との差は「仕事と育児が両立できない」「経済力が不安で2人目、3人目が産めない」などの理由で生じている。フランスやスウェーデンなど落ち込んだ出生率を2程度まで回復させた国もある。