日々進化する経済用語集 経済ナレッジバンク

最新の経済情報を伝える日経は、日々新しい経済用語が登場する場所でもあります。

「経済ナレッジバンク」は、おさえておきたい経済の基礎用語から最新用語まで、約600語を収録。

やさしくわかりやすく解説しています。

経済をイチから学びたい時、日経を読んでいて知らない用語にぶつかった時など、幅広くご活用いただけます。

索引

経済用語を索引から検索できます。

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郵貯マネー

2015年10月1日(木) 掲載

 ゆうちょ銀行は貯金として集めたお金を市場で運用している。総資産200兆円強のうち有価証券での運用は3月末時点で約160兆円と3メガバンクの合計を上回る。このうち半分程度は国債。このほかの運用資産は地方債や社債、外国の国債などが占める。ゆうちょ銀の資金は安全運用が原則で、貸出業務ができない。損失が出にくい代わりに、民間銀行などに比べて収益力は劣る。
 運用対象の資産は少しずつ広がってきた。1987年に信託銀行を経由して自主的に運用できる体制に移行。2007年の民営化後は協調融資や株式保有も一部で認められた。ただ株式保有額は金銭信託などを含めても2兆円程度。純粋な保有はさらに少ない。
 今春発表した中期経営計画では一層の収益拡大のため、運用戦略の高度化を掲げ、民間から運用担当者を公募した。国際分散投資の加速も掲げている。一方、融資への参入は民間金融機関を中心に民業圧迫との反対論が根強い。貯金の限度額をめぐっても自民党が預入限度額を今の1000万円から3000万円まで引き上げる提言を出しているが、民間金融機関は総じて反対の立場で、実現は不透明だ。