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病床使用率

2021.4.3(土) 掲載
医療逼迫示す指標
 各都道府県が新型コロナウイルス患者向けに準備した病床に占める入院患者の割合。政府の新型コロナ感染症対策分科会は各地の感染状況の深刻さを4段階のステージで示しており、どのステージにあるかを判断する6指標の一つとして病床使用率を用いている。
 医療提供体制の逼迫度合いを検証するには、全入院患者と重症患者それぞれの病床使用率が判断材料となる。感染者が急増していることを示す「ステージ3」は病床使用率20%以上、爆発的な感染拡大が起きていることを示す「ステージ4」は同50%以上としている。緊急事態宣言は最も深刻なステージ4相当で検討する。
 厚生労働省によると、緊急事態宣言に準じる「まん延防止等重点措置」の対象となった3府県の全入院患者の病床使用率(3月30日時点)は大阪府38.2%、兵庫県60.1%、宮城県35.8%で上昇傾向が続く。新規患者の増加に伴い、今後病床が逼迫する恐れもある。東京都でも重症者の病床使用率が上昇しており予断を許さない状況が続く。