新着!きょうのことば

病床使用率

2021.9.10(金) 掲載
医療逼迫の度合い示す
 新型コロナウイルスに感染した患者のために確保した病床がどれだけ埋まっているかの割合を指す。政府は都道府県ごとに数値を出し、医療提供体制の逼迫の度合いを示す目安として活用している。全ての入院患者と重症者のそれぞれで集計している。いずれも50%以上が緊急事態宣言の発令の目安となる「ステージ4」の感染状況となる。
 厚生労働省によると、7日時点で全体の使用率は緊急事態宣言下の21都道府県のうち16都府県がステージ4、解除が決まった宮城県や岡山県を含む5道県の感染状況がステージ3に相当する。
 病床使用率の集計方法を巡っては政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長が「必ずしも正確に実態をあらわしていない」と指摘する。重症化しても専用病床に移れないケースなどがあるためだ。今後は使用中の人工呼吸器数やその割合を使うなど改善が必要という。医療体制の負荷を把握する指標には、自宅やホテルに滞在する感染者も含めた「療養者数」や、どれだけ入院できているかを示す「入院率」もある。