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6G

2021.9.17(金) 掲載
通信速度、5Gの10倍以上
 2030年ごろの商用化が見込まれる第6世代の無線通信規格。現行の携帯電話の5Gが4Gの100倍の通信速度といわれるのに対し、6Gは使える帯域をさらに拡大し、5Gの10倍以上の毎秒1テラ(テラは1兆)ビット級の通信が想定されている。高速化するだけでなく、人工衛星などの通信で地球全体をカバーする。スマートフォンを軸としたモバイルインターネットの世界を一変させる可能性を秘めている。
 利用用途としてはレベル4や5といった車の完全無人運転のほか、人工知能(AI)と結びつき即時翻訳や検索が高度化する。超高速通信により「ホログラム」と呼ばれる3次元の投影技術で現実世界に人の疑似映像を映し出し、SFのように人と人が対話するといった技術が想定されている。
 通信インフラで強い欧州や中国、通信半導体やグーグルなど巨大IT(情報技術)企業を抱える米国、光技術で巻き返しを図る日本など、各国・地域は得意分野を磨き、主導権を握るべく水面下で技術連携を広げている。AIや量子コンピューターなど幅広い技術が競争のカギを握るとあって、各国政府も企業を後押ししている。