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料理宅配

2021.11.23(火) 掲載
コロナ禍で急増、足元は頭打ち
 飲食店による出前を代行する。新型コロナウイルス禍によって「巣ごもり」消費で料理宅配市場は拡大した。飲食店からの配達だけでなく、店舗での飲食機能を持たない「ゴーストキッチン」という出前拠点もコロナを機に増えている。
 料理宅配アプリの利用者は、データ分析のヴァリューズ(東京・港)によると10月時点で約1316万人。前年同月に比べると2倍近くに増えた。ただコロナ感染者の一巡を背景に、9月以降2カ月連続で減少し頭打ちになりつつある。このため料理以外の配達も増やしている。ウーバーイーツジャパン(東京・港)は11月中旬から一部地域で会員制量販店「コストコ」の商品の取り扱いを始めた。
 料理宅配の配達員の確保が課題だ。コロナ禍で臨時休業していた飲食店の雇用の受け皿になっていた側面がある。ウーバーイーツは6月から都内で徒歩配達の試験運用を始め、9月下旬には全国21都市に広げた。中長期では「ドローン(小型無人機)などを利用し、人に頼らない仕組みづくりも重要になる」(三菱UFJリサーチ&コンサルティングの田中一真シニアコンサルタント)と指摘する声もある。