むずかしいニュースこそ、「見て」学ぼう 全図解ニュース解説

その時気になる経済ニュースを、写真や図解を使いながらわかりやすく解説するコーナーです。

ニュースとニュースのつながりや、過去から現在への流れ、
そして今後への影響などを「立体的」に理解することができます。

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テーマブラジル経済の最新事情を知る

将来が有望視される新興国の一角を占めるブラジル。資源輸出と中間層の旺盛な消費をけん引役に経済成長を続け、欧米や日本の企業の投資も相次いでいます。最近は資源高の一服と通貨レアル安の影響で景気が低迷していますが、2014年にサッカー・ワールドカップ(W杯)、16年にはリオデジャネイロ夏季五輪の開催を控えており、その成長力にあらためて注目が集まっています。今回はブラジル経済の現状、これまでの歩みと高成長の背景、今後の課題などについて解説します。

1. 資源輸出と国内消費が成長の2大エンジン(1)

1. 資源輸出と国内消費が成長の2大エンジン(1)

 ブラジルの面積は850万平方キロメートル、人口は約2億人。それぞれ世界5位で、南米の大国といわれるゆえんです。12年の国内総生産(GDP)額は世界7位の2兆3959億ドルで、新興国では中国に次ぎ、10位のインド、東南アジア諸国連合(ASEAN)10カ国の合計を上回ります。その成長の速さと将来性の高さから、中国やインド、ロシアとともに、高成長が期待される新興国群「BRICs」に挙げられています。

2014年5月19日掲載