むずかしいニュースこそ、「見て」学ぼう 全図解ニュース解説

その時気になる経済ニュースを、写真や図解を使いながらわかりやすく解説するコーナーです。

ニュースとニュースのつながりや、過去から現在への流れ、
そして今後への影響などを「立体的」に理解することができます。

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テーマ「サミット」について知る

日本で5月26、27日に主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)が開かれます。日本での開催は2008年の北海道・洞爺湖サミット以来です。世界経済やテロ対策、地球温暖化、エネルギー問題など多くの重要テーマについて話し合う予定で、議長国の日本がどれだけ外交成果をあげられるかが注目されます。サミット開催は国内政治にも大きな影響を与えます。今回はサミットの成り立ちや目的のほか、伊勢志摩サミットのポイントについて解説します。

1.主要国首脳が年に一度集う国際会議

1.主要国首脳が年に一度集う国際会議

 日本、米国、英国、フランス、ドイツ、イタリア、カナダの7カ国と欧州連合(EU)の首脳が参加して年1回開く国際会議をサミットといいます。サミット(Summit)は英語で「山の頂上」を意味し、世界の政治・経済に影響力を持つ主要国のトップが一堂に会するため、この呼称がつけられました。参加国が7カ国であることからG7(ジーセブン=Group of seven)サミットとも呼びます。
 世界の諸問題にどのように協調して対応すべきかを各国首脳が話し合い、声明や宣言、議長総括などを通じて国際社会にメッセージを発信します。これらは条約のように法的拘束力はありませんが、その後の各国の政策を方向づけるなど、大きな影響力を持ちます。

2016年5月16日掲載